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MARKETING & CREATE / MORIOKA, JAPAN

岩手県内 主要79サイト AI検索対応度 調査レポート【2026年8月】

岩手県内の自治体・企業・団体の主要79サイトを一括診断したところ、従来型SEOの平均は78.7点。一方、ChatGPT・Google AI OverviewsなどのAI検索への対応は平均49.3点にとどまり、同じサイトの中で29.5点の差が開いていました。盛岡でWeb制作を行う当社が、自社開発の診断ツールで実施した独自調査の結果を公開します。

78.7
従来SEO 平均スコア
49.3
AI検索(LLMO/GEO)平均
50/79
SEOは70点以上なのに
AI検索は60点未満
79/79
FAQ・Q&A形式の
情報を持たないサイト

調査の概要

調査主体ビークプロモーション株式会社(岩手県盛岡市)
調査日2026年8月17日
対象岩手県内に本社・本庁を置く自治体33/企業24/メディア7/経済団体7/教育機関5/金融3 の計79サイト(トップページ)
方法自社開発「SEO・AI検索(LLMO/GEO)診断ツール」による自動診断
個別スコア本レポートでは各サイトの個別スコアは公開せず、集計値のみを掲載しています

発見1:SEOとAI検索の間に、平均29.5点の断層がある

今回の79サイトは、決して「Webに手をかけていない」わけではありません。タイトル、見出し、モバイル対応といった従来型SEOの基本は平均78.7点と一定の水準にあります。問題は、そこで積み上げたものがAI検索の評価軸ではほとんど加点されないことです。

全79サイト平均

従来SEO(検索エンジン向け)AI検索(LLMO/GEO)
SEO
79
AI検索
49

0〜100点。数値は79サイトの単純平均。

とくに注目すべきは、SEOは70点以上あるのにAI検索は60点未満、というサイトが79件中50件あったことです。過去10年しっかりSEOに投資してきた組織ほど、その投資がAI検索の評価軸では加点されていない状態にあります。

Googleの検索結果に出ていても、ChatGPTやAI Overviewsが答えを組み立てるときに引用されなければ、利用者の目には最初から存在しなかったことになります。この29.5点は、AI検索の時代における「見えなさ」の大きさです。

発見2:最も対応が遅れているのは、住民接点の多い自治体サイト

区分サイト数従来SEOAI検索
企業2483.754.7
教育機関578.653.2
メディア779.152.0
経済団体777.650.4
金融382.346.0
自治体3375.044.2

最下位は自治体でした。「粗大ごみの出し方は」「この補助金の締切はいつか」「引っ越しの手続きは」——AIに聞かれる質問の答えを最も大量に持っているのは市役所と町役場です。その情報が、AIから読み取りにくい形で置かれている。住民がAIに聞いて、AIが古い民間サイトの情報を引用して答える、ということが現に起きています。

発見3:不足しているのは技術ではなく「AIが引用できる形」

検出された課題該当率
FAQ・Q&A形式の情報がない100%
llms.txt が未設置94%
結論ファーストになっていない91%
構造化データ(JSON-LD)が不足86%
E-E-A-T(運営者・専門性情報)が不足80%
応答速度(TTFB)が遅い73%
メタディスクリプションの不備62%
AIクローラの許可設定が不明瞭30%

どれも高度な技術の話ではなく、情報の置き方の問題です。とくに象徴的なのが2つの数字で、ひとつはFAQ・Q&A形式の情報を持つサイトが79件中0件だったこと。もうひとつは、AI向けにサイトの要点を示すllms.txt を設置していたサイトが5件にとどまったことです。会社情報を機械可読にする構造化データ(JSON-LD)は、65サイトが未設置でした。

AIは「探す」のではなく「答える」。答えの材料として引用できる形になっていない情報は、どれだけ良い内容でも使われない。

発見4:AI検索70点を超えたのは、79件中6件

AI検索スコアの分布を見ると、大半が40〜60点台に集中しています。70点以上に届いたのはわずか6件でした。

裏を返せば、いま手をつければ県内では上位数%に入れるということです。首都圏のBtoB領域ではこの分野の競争がすでに始まっていますが、その波が岩手に降りてくるまでにはまだ時間があります。競争が始まる前の余白は、いましかありません。

明日からできる3つ

1. よくある質問を、Q&Aの形で書く

見出しを「◯◯はいくらかかりますか?」という質問文にして、その直後の1〜2文で結論を言い切る。AIは質問と答えのペアを探しているため、この形になっているだけで引用の候補に入ります。今回0件だった項目なので、やれば即座に差がつきます。

2. 会社情報を構造化データにする

社名・所在地・電話番号・事業内容をJSON-LDという形式でページに埋め込みます。AIが「これは誰の、何の情報か」を判定する土台になります。今回、79サイト中65サイトが未設置でした。

3. 結論を先に置く

ページ冒頭に答えを書き、理由や背景を後ろに回す。「弊社は創業以来◯年にわたり…」から始まるページは、AIが答えを抜き出せません。91%のサイトが該当した、最も多い課題です。

御社のサイトは、AIから何点に見えているか

同じ診断は、URLを入力するだけで誰でも無料で実行できます。所要60秒・登録不要。この調査の平均値(SEO 78.7点 / AI検索 49.3点)と、自社サイトを直接比べてみてください。

無料でAI検索対応度を診断する

本レポートの数値は自社開発ツールによる自動診断の結果であり、各組織のWeb運用体制や方針を評価するものではありません。引用の際は出典として本ページのURLを明記してください。