ホームページを制作するうえで、いちばん大切なのはユーザー目線に立って作れているかどうかです。ホームページなんてどこに依頼しても変わらないと思っている人もいるかもしれません。ホームページを制作するには段階があり、やってはいけないことが存在します。今回はホームページの基本となる「設計」はもちろん、「制作会社を選ぶときのポイント」についても、ご紹介していきたいと思います。
ホームページを制作するうえで重要な設計のポイントは?
ホームページにおける設計とは、どんな目的でどんな構成のホームページを作るのかを考える、とても重要なポイントになります。別名“ワイヤーフレーム”とも呼ばれるものになり、ページのなかのどこに・何を・どのように配置するのかを決めていきます。設計こそ基本になり、ここで手を抜くと、集客できるウェブサイトは作れません。やってはいけないことについて、ポイントも踏まえながら説明します。
目的が明確でない
なんとなくwebサイトを作れば集客できると考えている企業に多いのですが、目的を明確にしないまま依頼してしまい、納得できない仕上がりになってしまうことがあります。最も多い失敗でもあり、できるだけ具体的なイメージを持って目的を考える必要があります。例えば「デザインをかっこいいものにしたい」を目的にしてしまうと、どんなイメージなのか全く伝わってきません。どんなお客様にどんなアクションを起こしてほしいのかまで、明確な目的を持った設計でないと、せっかく素敵なホームページになっても、集客や購入に繋がらないホームページになってしまうのです。大事なことは、ウェブサイトを通して、ユーザーにどんな行動を起こしてほしいのかです。また、目標の数値なども一緒に考えておき、制作後の管理に影響しないようにしましょう。
ターゲットが決まっていない
ホームページを制作するうえで、ターゲットが決まっていないケースも多く見受けられます。例えば、ホームページを通して誰にどんな情報を届けたいのか決まっていますか。ここが決まっていないと、成果の出るホームページは作れません。例えば、ターゲットが10代なのか、30代なのか、50代なのかによっても求められるウェブサイトのデザインは違います。なんとなくのイメージでホームページを制作してしまい、デザインが年齢層に不向きなものになってしまう、読みにくく伝わりにくい内容になってしまうこともあります。ターゲットは時間をかけて話し合うなど、イメージにずれがないかしっかりと確認しましょう。
ホームページの制作会社を選ぶ時のポイントは
ホームページの制作会社の選び方も、とても重要なポイントになります。制作会社によっても得意分野の違いがありますし、技術や知識量にも違いがあります。そのため、どこでも同じでしょと契約してしまうと、満足できないwebサイトになってしまいます。web制作会社を選ぶときに後悔しないように選びたいものですね。そのためのやってはいけないことを踏まえながら、ポイントを紹介します。
見積もりに違和感を覚えても契約してしまう
制作会社に事前に見積もりをもらったものの、あまりに金額が高いな…と思いつつもそのまま契約してしまう人がいます。実際に見積もりをみても相場がわかりにくく、これ以上安く出来ないと思ってしまう人もいます。特にホームページ制作は高額で当たり前と思っている人も多いので、違和感を覚えていても契約してしまう人もいます。ホームページは制作して終わりではないですし、初期費用だけでなく運用費用などもかかります。少しでもおかしいなと思ったときは、その金額の理由を聞くようにしてください。詳細まで教えてくれないホームページ制作会社はおすすめしません。
途中解約のできる制作会社を選ぶこと
ホームページの制作会社を選ぶときは、途中解約の条件なども踏まえ確認しておくと安心です。制作するのはもちろん、運用の契約を一緒に行うケースも多いと思います。なかにはサービスの内容に納得していないとしても、途中解約ができないケースもあります。初期費用は手頃な金額だとしても、毎月の運用費用が積み上がっていきあっという間に高額な金額になってしまうこともあります。途中で解約できない制作会社は選ばないようにしましょう。特に最初からリース契約を求める業者はおすすめしません。
まとめ
ホームページ制作でやってはいけないこと、設計と制作会社選びについて解説しました。会社の顔でもあり、まずユーザーの人が見るのがホームページです。それなのに、伝えたいことも伝わらないホームページになっていては意味がありません。実績もあり本当に信頼して任せられる業者かどうかを踏まえて選ぶようにしましょう。また初期費用だけで判断するのではなく、運用費用や途中解約なども忘れずに確認してください。